2019 年タイフェスで見かけた食べ物

祥雲LLN68(a.k.a Alice)
3 min readMay 18, 2019
เส้งต้มแช่บ ( Leng Tom Zab, 唐辛子入り豚のスぺリアリブスープ)

今年も 5 月 11 日、12 日に代々木公園で開催されたタイフェスティバル。今年はシンハービール (เบียร์สิงห์)に加えて、チャーンビール( เบียร์ช้าง)の生も日本初上陸となり、20 ℃ を超える晴天の中で最高の飲み物だったわけだけれども、今年もちょっと他で見かけない珍しいメニューを出している店があった。

一つはレーンムー。お店の看板や引換券の日本語ではそう書いてあったけど、タイ語では เส้งต้มแช่บ だったのでカタカナで書くならレーントムサップとなるんだろうか。レーントムサップのほうがより料理名が料理をよく表しているだけで実のところレーンムーだったとしてもさほど大きな違いはなさそうに見えるんだけど実際はどうなんだろうか。

それで、これは豚のスペアリブがクリアな豚骨スープに浸っていて、これをむしゃぶりついて食べる感じの料理みたいなんだけど、この青い菜っぱのようなもののうち、2割くらいは青唐辛子で当然辛い(残りが何だったのかよくわからなかった)。辛いけど青唐辛子の爽やかさとスープがマッチしててとてもおいしい。調べてみると現地ではほぼ青唐辛子なんだそうな。

もう一つは青いマンゴーナンプラーソース。タイ語だと มะม่วงน้ำปลาหวาน (マムアンナンプラーワーン) 。まだ青くて酸味があるマンゴーをナンプラーディップにつけて食べる。このディップは結構甘くてナンプラーとエビの香りがして玉ねぎ(日本ではどうか知らないけれどもタイのレシピとか見ると หอมแดง (ホムデン、赤分葱。日本では紫玉ねぎでよく代用されている)を使っていたりするみたい)の甘みがあって…というなんか不思議な感じなんだけど、ソムタムの汁がもっと甘くなったみたいなものだというと怒られるだろうか。

正直に言うとこれはそんなに見かけたら常に食べたい!と思うようなものでもなかったんだけど、下の写真のマンゴーの比較的青い部分と合わせて食べると甘みから酸味への変化があってこれは悪くないかもしれないなと思った。

実際にはもう少し青いマンゴーのほうがよかった気がする

ちなみにこれらのメニュー、提供していたそれぞれのお店である新富町のピンクエレファントと五井のプラトーン、どちらも行ったことがないんだけど、ウェブで確認する限りどちらのメニューにも掲載がないので、タイフェス限定だったのかもしれないし、どちらもほかのタイ料理屋でも見かけない気がする。

神保町のイムディーでカノムが手に入ることがわかって嬉しい

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Written by 祥雲LLN68(a.k.a Alice)

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